Message
誰一人取り残さない社会を、テクノロジーの力で
福井工業高等専門学校で教鞭をとりながら、 発達障害のある子どもたちの支援システムを研究してきました。 日々学生と向き合う中で、一人ひとりの小さな変化や成長の兆しに気づく。 それは、教育者だからこそできることだと感じています。
しかし同時に、支援を必要とする子どもたちに 十分な手が届いていない現実も目の当たりにしてきました。 学校・家庭・福祉施設がバラバラに支援を行い、 情報が共有されず、子どもたちが「隙間」に落ちてしまう。
「誰一人取り残さない」——
この言葉を、私は研究テーマに掲げてきました。
AIの発達により、人が行う仕事が減っていくと言われています。 でも私は、逆のことを考えています。
人とAIが協働することで、困っている子どもたち一人ひとりに、 もっと多くの人の手をかけられる時代が来るのではないか。 テクノロジーが人をサポートすることで、 多様性を持つすべての人のQOLが向上し、 その人が本来持っている力を発揮できる——。
障害の有無に関わらず、人が人のために働くことができる環境。 それが、私たちが目指す社会です。
20年の研究を経て、ようやく社会実装の段階に来ました。 「みらいのでざいん」という社名には、 子どもたちの未来を、支援者や保護者と一緒にデザインしていきたい という想いを込めています。
まずは福井の地で実践を重ね、そこで得た知見を全国へ、 そして世界へ届けていきたい。 すべての子どもたちが、自分らしく成長できる社会の実現に向けて、 一歩一歩、着実に歩んでまいります。
株式会社みらいのでざいん
代表取締役CEO
小越 咲子
Profile
氏名
小越 咲子(おごし さきこ)
学位
博士(工学)
現職
株式会社みらいのでざいん 代表取締役CEO
福井工業高等専門学校 電子情報工学科 教授
専門分野
情報学、認知科学、福祉工学、人工知能、ビッグデータ
6
科研費(代表)
3
特許取得・出願
20
年の研究
Achievement
全国の高等専門学校において、教員からCEOとなった初めての人物。 アカデミアとビジネスの架け橋として、研究成果の社会実装に挑戦しています。